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どうする甘噛み対策?!

仔犬を迎えると必ずと言っても良いくらい困りごとになるのが甘噛み。甘噛みという言葉からは想像できないくらい痛いし、将来人に怪我をさせる犬に育ってほしくない。なんとか仔犬のうちに治そうと思う飼い主さんは多いと思います。けれど本当に甘噛みを治そうとすることが正しいのでしょうか。

甘噛みと本気咬みの違いについて
甘噛みの治し方はズバリ「日にち薬」です。仔犬のうちにあった無尽蔵な元気さから生じる噛みたい、遊びたい欲求は成長と共に自然と落ち着いていきます。できればその遊びたい欲求が治まってしまう前に、甘噛みに代わるオモチャ遊びの仕方などを教えてあげられると良いでしょう。人と遊びたいという気持ち自体は大事にしてほしいと思います。ちなみに噛んだ時に口を掴んだり、噛んだらお仕置きとしてケージなどに入れる方法が昔流行しましたが将来手を怖がるようになったり、ケージ嫌いになる原因にもなるため基本的にお勧めできません。
遊びたい!という感情から起こるのが甘噛みですが、本気咬みは少々動機が異なります。自分が咥えた物を取られたくない、ブラシが痛くて苦手。他人に触られるのが怖い。そのような苦手意識や恐怖心から回避するために咬むのが本気咬みです。つまり甘噛みを残したから本気咬みに発展するというわけではないという事です。ただし犬種や性格によっては甘噛みでも噛み加減を教えたり、興奮をコントロールするトレーニングが必要になることもあるので個性に合わせた接し方が大切なことはご留意ください。

甘噛みを単純にいけない事として治そうとするのではなく、その元気さを良い方向に導けるようのびのびと育てていきたいですね。